■自宅で使うHIV検査キットは保健所や病院と同じ信頼性がある?■


◇このページであなたにお伝えしたいこと

1.HIV検査キットの実績

2.信頼性を支える3つの要素

3.あなたが使ってはいけない検査キットはこれ!

◆HIV検査キットの実績とは?

あなたがHIV検査を受けるとき、まずは保健所や病院を考えると思います。私もそうでした。

たまたま保健所の予約が3週間以上も先になってしまったので、止む得ず検査キットを利用したのです。

私が自分で検査キットを探していたとき、一番に気になったのが検査の信頼性です。

何しろ検査対象がHIVなので、万にひとつも検査ミスがあって、本当はHIVに感染しているのに「陰性」判定されたら大変なことになります。

数年先に「いきなりエイズ」を発症してしまいます。

それはまさに命に係わる大ピンチとなってしまいます。

そこで本当に自宅で保健所や病院と同等の検査が可能なのかどうか、そこを調べました。

そこで私が見つけたのが、青木眞氏という感染症コンサルタントの運営するブログです。

⇒『感染症診療の原則』

この中で厚生労働省が自宅で使うHIV検査キットの実態調査を行った結果を記事にされています。

その要約は以下の通りです。

●2007年に在宅でHIV検査を行った検体数は45,000であった。(8社合計)

●このうち220検体がスクリーニング陽性となった。

『HIV検査相談機会の拡大と質的充実に関する研究』班がこの220例を再度スクリーニング検査にかけたところ、その結果はほぼ正確であった。(一部に血液採取量が足りずに判定困難な検体があった)

2007年の1年だけでのデータですが、以上のような結果が報告されています。

ちなみに郵送式のHIV検査キットは利用数が増加の一途をたどっています。

新聞報道によると、以下の通りです。

HIV検査キットの利用数正式版(H28)

新聞報道の利用数を私がグラフ化したものです。

2016年(平成28年)には実に90,807個も利用されています。

2007年の2倍にあたる利用数です。この10年で2倍に増えたことになります。

この増加ぶりこそが、郵送式HIV検査キットの信頼性・利便性・匿名性がユーザーに支持されている何よりの証だと思います。

◆信頼性を支える3つの要素

では自宅で使用するHIV検査キットが保健所や病院で行う検査となぜ同等の信頼性があるのか、3つの要素に分けて説明していきましょう。

1.「ドライスポット法」はすでに実績がある

私が利用したSTD研究所はじめ、多くのHIV検査キットでは「ドライスポット法」によるHIV検査を行っています。

これは検体となる血液をろ紙に吸い取らせ、それを郵送で検査機関に送って検査するやり方です。

ろ紙に血液を吸わせる
写真1.ろ紙に血液を吸い取らせる

STD研究所のホームページには次のように説明されています。

『ろ紙を用いたドライスポット法とは、血液をろ紙に染み込ませて成分を安定させ、検査時にはその成分を希釈することにより検査を行います。

郵送検診や採血を行う事が難しい歯科医院などで広く使われている検査の方法であり、通常の採血の検査と同等の結果が出ることが確認できております。』

もし、検査キットが血液中のウイルス(HIV)そのものを見つける検査だと、ろ紙に吸い取らせて数日後の検査は不可能なのかも知れません。

しかし、調べるのはウイルスではなく抗体です。ゆえにこのような方法が可能なのだと思います。

なお、検査キットで「ろ紙の成分を希釈して行う検査」は保健所や病院でも使われているPA法と呼ばれる抗体検査で非常に感度の高い検査方法です。


2.ランセットは医療機器の承認を受けている

HIV検査キットでは、ランセットというツールであなたの指にほんの小さなキズをつけ血液を採取します。

まぁ、いわばこれが注射器の代わりのようなものです。

従って、このランセットには特に安全上の配慮がなされています。

ランセットは指に押し当てると中から小さな針が出てくるのですが、この針は一度だけ出てきて、すぐに中にひっこみ、もう二度と出てきません。

つまり、ランセットを経由して血液感染が起こらないよう作られています。

再利用は出来ない仕組みなのです。

ランセットを押しつける
写真2.ランセット

STD研究所のホームページによると、このランセットは医療機器として承認されているそうです。

確かに医療機器としての承認番号がホームページ上に記載されています。

私が検査キット会社各社のランセットを調べたところ、どこも同じように医療機器として認可を受けたものばかりです。

安全性には十分配慮されており、安心して使用することが出来ます。


3.実際の検査は登録衛生検査所で行っている

あなたが血液を採取して検査キット会社へ送り返した検体は、登録衛生検査所で検査されます。

実際には検査キット会社が登録衛生検査所を兼ねているケースもあります。

この登録衛生検査所というのは、保健所や病院からの委託検査も行っている検査機関であり、非常に厳しい管理基準が法律で義務付けられています。


写真3.登録衛生検査所のイメージです。(STD研究所のホームページから)

このような管理体制の整った検査機関であなたの血液は判定されます。

つまり、郵送式のHIV検査キットは検体採取はあなたが自分で行いますが、HIV検査そのものは登録衛生検査所と言う信頼性の高い検査専門機関で行われるのです。

まさに保健所や病院と同じレベルの信頼性がある検査と言えます。

以上、ドライスポット法、ランセット、登録衛生検査所、このHIV検査キットを構成する3つの要素から信頼性を説明してみました。

 

◇補足

2017年9月21日追記。

私が自分でも使用し、あなたにも推薦しているSTDチェッカーの情報です。

STDチェッカーはこのページでもご紹介したように、PA法と言うHIV抗体検査を採用していました。

それが2017年に、HIV抗体だけでなくHIV抗原も検査する、HIV抗原抗体検査に変わりました。

HIV抗原はHIV抗体より早く体内に現れるため、HIV感染初期の検査においては抗体検査よりも信頼性が高くなります。

現在、多くの保健所や病院で採用されている第四世代のHIV検査がこのHIV抗原抗体検査です。

従ってSTDチェッカーはまさに保険所や病院と同じような信頼性があります。

ただし、感染から3ヶ月過ぎて検査キットを使う場合には、HIV抗体検査もHIV抗原抗体検査も信頼性に変わりはありません。

あくまで感染初期の信頼性に差がつくと言うお話です。

なお、私が調べたところ、日本で初めて性感染症の郵送検査をパッケージ化し、しかも匿名で検査可能なシステムを開発したのがSTD研究所です。なお

◆HIV自己検査キットはご用心

さて、HIV検査キットは信頼性が高いと説明してきましが、全てのHIV検査キットが信用出来る訳ではありません。

HIV検査キットの中には、「HIV自己検査キット」なるものが販売されています。

この検査キットは自宅で「陰性」か「陽性」か、判定まで自分で行うものです。

私が調べた限りでは全て外国からの輸入品です。

購入は個人輸入を代行業者が行う形となります。

意外と値段は安くて2,000円程度で購入できるものもあります。(むろん、もっと高いものもあります)

問題はその品質です。

この「HIV自己検査キット」については、厚生労働省の関連サイトでも利用しないように注意を呼び掛けています。

『HIV検査相談マップ』

このサイトのQ&Aのコーナーに注意文が掲載されています。

あなたが「HIV自己検査キット」を利用しない方がいい理由として、以下のように注意しています。

●日本では厚生労働大臣が性能や安全性を審査し流通を認めたHIV自己検査キットはありません。また、そのようなものを宣伝広告することも禁止しています。

●ネット上では「購入は自分自身の責任で」と断り書きをつけて、実際は一般の雑貨と同じように輸入を煽っています。

● ネット上で販売されている自己検査キットのほとんどはチェック機能の整った先進国で許可されていません。

●さらに、ネットから送付されるものは自己使用向けではなく医師など専門家が使用するためのものや、研究用です。

●品質管理の行き届いた施設で製造されている保証もなく、偽造品だったこともあります。

●使用法や判定法の説明も不十分で、一般人が正しく使用できるか疑問のあるもの、また、偽陽性や偽陰性を示すものもあります。

●使用者に対して、使い方が分からない時や気になる結果が出てしまったときのカウンセリング体制もありません。

とまぁ、こんな警鐘を鳴らしています。

かなり突っ込んで厳しい指摘だと思います。

これを読む限り、私なら到底使う気にはなれません。

何しろ、検査結果が「陰性」であっても、心から安心する訳にいかないのです。

私が見つけたあるHIV自己検査キットの注意書きにはこう書いてありました。

「この検査キットは簡易型なので、専門の医療機関にて再検査をお奨めします。」

いかがでしょうか。

このような信頼性の検査キットを利用する値打ちがありますか?

また、別のあるHIV検査キットはホームページの中で、

「医療機関も使用しています。安心してお使い下さい。」

と宣伝しています。

しかし、日本中どこを探してもHIV自己検査キットと同じものを使っている病院はありません。

まぁ、宣伝文も日本で使われているとは書いていません。

世界のどこかの医療機関では使っているのかも知れません。

 

◇まとめ

今回は郵送式HIV検査キットの信頼性について説明しました。

要点をまとめておくと、

●厚生労働省の研究班がHIV検査キットの信頼性をテストしたが、医療機関とほぼ同じ結果であった。

●血液をろ紙に吸い取らせるドライスポット法はすでに実績がある。

●採血用の器具であるランセットは医療器具として承認されており、安全に使える。

●実際のHIV検査は登録衛生検査所が行っており、保健所や病院と同じ信頼性がある。

●STDチェッカーは第四世代のHIV抗原抗体検査を採用しており、感染初期の信頼性が高い。

●海外からの輸入品である、HIV自己検査キットは信頼性や安全性に問題があるので使わない方がいい。

こんな感じでしょうか。

とにかく、HIV検査は信頼性が命です。

あなたがHIV検査キットを選ぶ時、どの検査キットが一番信頼出来そうか、その一点で選んで下さい。

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