HIV検査は結果が怖くてどうしても受けられないあなたへ■

◇このページであなたにお伝えしたいこと

1.検査結果が怖いのはあなただけじゃない

2.私が検査を受けることが出来たわけ

3.なたが検査を受けなければいけない3つの理由

◆HIV検査が怖くて受けられないのはあなただけじゃない

国立国際医療センターエイズ治療・研究センターの医師である、本田美奈子さんの著書に「エイズ感染爆発とSAFE SEXについて話します」と言う一冊があります。

この中で、自分がHIVに感染しているかも知れないと悩む若い女性が本田さんにこう言います。

「自分は平気だ」と思っている人ほど、HIV検査を受けに行くと思う。私は怖くて怖くて、ほんとに感染していたらどうしようと思うと、その一歩が踏み出せない。

私にはその女性の気持ちが痛いほど分かります。なぜなら、私もその女性と同じようにHIV検査が怖くて保健所になかなか行けなかったからです。

どんなに自分はHIVに感染しているかも知れないと疑ってみても、それは疑いでしかありません。心のどこかではまだ、

「いや、そんなはずはない。自分に限って感染しているはずがない・・・」

そう思い込もうとします。逃げようとします。自分を安心させようと現実から目を背けるのです。

でも、HIV検査を受けて陽性判定をされてしまったら、もう逃げ場はありません。目の前に突きつけられた現実から目をそらすわけにはいかなくなります。何よりそれが怖くて検査を受けられないのです。

「HIV陽性だったら、自分の人生はどうなるのだろうか?」

私は随分考えました。仕事のこと。家族のこと。友人のこと。治療のこと。考えれば考えるほど暗い気持ちになり、最後には、

「感染していればどうせエイズで死ぬんだから検査なんて受けなくていい。」

そんなふうに考え、検査について考えることさえ止めてしまいました。HIVに感染していたらまるで人生がそこで全て終わってしまうようなイメージしかなかったのです。

私は自分のHIV感染を疑い出してから3ヶ月間、ずっと悩みました。それこそ、食事ものどを通らない、夜も眠れない、仕事も手につかない状態でした。

私と同じようにHIV陽性に対して恐怖心を持ち、検査結果が怖くて保健所や病院に行けない人は多くいます。前述の本に出てくる女性もそうだし、ネットの相談サイトに書き込みをしている中にも同じ様な人が沢山います。

誰だって自分がHIVに感染しているかも知れないと思えば怖いに決まっています。真剣に考えれば考えるほど怖くなります。決してあなた一人が怖いのではありません。


◆私がHIV検査を受けることが出来たわけ

HIV検査が怖くてたまらなかった私は3ヶ月経ってやっと決断できました。HIV検査を受けたのです。では、いったいなぜ私は検査を受けることが出来たのでしょうか。

その理由はただひとつ、

「まだ死にたくない!」

という強い思いでした。確かに不安な毎日の中では色んなことを考えました。家族や会社や友人のことも考えました。HIV陽性となって生きていくことがどんなことなのか、自分なりに考えもしました。

でも、どんなに考えても不安は大きくなる一方で時間だけが過ぎていきました。私はどんどん追いつめられるような気持ちになり、とうとう最後には考えることに疲れ果てました。そのときに残っていた思いは、

「まだ死にたくない!」

だったのです。正直、家族も友人も仕事もどうでもよくなりました。ただただ、死にたくない、まだ生きていたい、そう思ったのです。頭の中がその思いでいっぱいになったとき、私はHIV検査を受けようと決断しました。いや、それより私が救われる道はないと悟ったのです。選択の余地はありませんでした。


◆あなたに知って欲しいHIV検査3つの理由

私が3ヶ月かかってHIV検査を決断できたのは、色んな情報を集めて自分なりにHIV検査について考えた結果でした。私が何を考えたのか。それは次の3つです。それをぜひあなたにも知って欲しいと思います。

1.抗HIV治療はエイズ発症前の方が生存率が高い

確かに現代医学の進歩によってHIV感染症は致死的疾患ではなくなりました。エイズで亡くなる患者は激減したのです。でも、同じHIVに感染してもエイズ発症前に治療を開始するのと、エイズ発症後に治療を開始するのではその後の生存率に大きな差が出ます。

「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社 岡慎一氏編集)の中に、2007年の国立国際医療センターのデータが紹介されています。岡慎一氏は、同センターのエイズ治療・研究開発センター長です。

そのデータによると、同センターのHIV感染者において、エイズ発症前に治療を開始した場合と、エイズ発症後に治療を開始した場合の、その後の生存率データが示されています。

●エイズ発症前に治療開始 120週の経過観察における生存率 99%

●エイズ発症後に治療開始 120週の経過観察における生存率 80%

このように治療の開始時期が、エイズ発症前か、後か、そのタイミングによって大きく生存率に差が出ます。(ただし、エイズ関連死以外のデータも含む)

このデータを見たとき、私は自分がHIVに感染していた場合のことを考えました。ハッキリ、死にたくないと思いました。検査を先延ばしにしている間にエイズを発症すれば生存率が下がってしまう、そう思ったのです。

2.エイズ発症までの潜伏期間が短くなっている

かつてエイズはHIVに感染して8年から10年くらいして発症するのが平均的な潜伏期間でした。ところが近年、3年や4年でエイズを発症する事例が増えているのです。

この原因はHIV自身の変異が原因ではないかとも言われていますが専門家の間でもはっきりした見解はまとまっていないようです。詳しくはこちら⇒『エイズの潜伏期間が短くなった?』

とにかくこの事実を知るに至って次の3つの事実が明確になりました。

●エイズ発症前に治療を開始すればエイズの発症を防ぐことができる。

●エイズ発症後の治療では生存率が下がる。

●HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間が短くなっている。

この3つの事実があって、なおかつ自分の命が惜しければ一刻も早く検査を受けるしかありません。

3.いきなりエイズは30%を超えている

「いきなりエイズ」とは、自分がHIVに感染していることに気が付かず、エイズを発症してから気が付くことを言います。文字通りいきなりエイズを発症することを指します。

日本では毎年HIV感染者として報告された人の30%以上がいきなりエイズを発症しています。(図1を参照)

いきなりエイズ正式版
(図1)いきなりエイズ発生率(厚生労働省エイズ動向委員会データをグラフ化)

いきなりエイズ発症率=(新規エイズ患者)÷(新規HIV感染者+新規エイズ患者)×100%

すなわちHIVに感染したと報告された人における、新規エイズ患者(=いきなりエイズ)の割合を示します。

図1からもお分かりの通り、いきなりエイズの割合は30%前後で横ばい状態です。つまり、早期治療を受ければエイズ発症を防ぐチャンスがあったのに、検査を受ける機会のなかった人がこれだけいるのです。

中には全く自分の感染を疑いもしなかった人もいるでしょう。でも、感染不安を抱きながら検査を先延ばしにしている間に発症した人もいるのではないでしょうか。私にはそう思えてなりませんでした。

自分はエイズを発症したくない、強くそう思ったのです。ならば今すぐHIV検査を決断するしかない、そう決心したのです。

このページでは色んなことを書いてきましたが、私があなたにお伝えしたいことはたった1つだけです。どうかHIV感染の不安があるなら、勇気を出して検査を受けて下さい。仮にあなたが運悪く感染していたとして、早期の治療を受けることが出来ます。エイズ発症を防ぐことも可能です。

あなたが迷い、決断を1日先延ばしにすれば、いきなりエイズ発症のリスクもまた1日分大きくなります。早期のHIV検査は救命的検査であることを忘れないで下さい。

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